好きな日数だけ働くフリーエンジニアの仕事に転職する

フリーエンジニアに転職する理由

デジタル化された近年において、エンジニアが活躍する場所は多く用意されています。しかし、それと同時に、自分のやりたい仕事ではない事を任されたり、多くのエンジニアを雇う事によって社員への給与が悪化したり、エンジニアにとって、自分の実力に納得して働けない環境も生まれつつあるようです。そんな環境を脱出して、自由に働きたい。Aさんは、そう思い立ち、フリーのエンジニアに転職する事を決意したそうです。

 

Aさんは、フリーのエンジニアとして働き始めて、6年目になります。今では、コンスタントに仕事を受注出来るようになり、安定した生活を送っているそうです。しかし、ここまでになるのには、不安も沢山ありました。Aさんは言います。「フリーとして働く為には、不安は常に付き物。今でも不安一杯ですよ。」

Aさんは、その不安と日々闘いながらも、会社に勤めていた頃よりも充実した日々を送っていると言います。「フリーに転職して良かった。」

Aさんは、どんな風にして、こう言い切れるようになったのか、見て行く事にしましょう。

フリーエンジニアの支え

フリーエンジニアに転職したいと思ったものの、Aさんは不安で半年程足踏みしていたそうです。フリーになったら、今までのように給料を会社が保障してくれる事はなくなる。能力が認められなければ仕事を受注出来ない。安定して稼げるのか。病気や怪我で仕事が出来なくなったらどうするか。不安は募ります。しかし、会社に行けば、会議、部下の育成、アフターフォローと、管理職としての仕事ばかり。そんな中で、Aさんの葛藤を消してくれたのは、先にフリーになっていた先輩の助言でした。

 

先輩は、高い技術を持つエンジニアとして知られていた事もあり、フリーになってすぐ、仕事の受注が出来るエンジニアでした。しかし、そんな先輩でも不安はあり、それを支えたのは、今まで一緒に仕事をしてきた取引先との脈や、フリーエンジニアを支援しているエージェントだったそうです。Aさんの先輩は、そうした伝手を支えにして、フリーとして活動しているのだそうです。

こうした話によって、Aさんは、フリーへ転職する事を強く考え始めました。何より決定付けたのは、先輩の一言でした。「会社にいたって安定する訳ではない。いつリストラされるか、いつ会社が倒産するか分からない世の中。だったら、自分の好きな仕事を自分で探してやるほうが、楽しいじゃないか。

この言葉が、Aさんのフリーとなるきっかけとなり、そして、エンジニアとして働く喜びを支えているのだそうです。

フリーエンジニアとして働く為の土台

Aさんは、先輩の助言から、フリーのエンジニアとして働く為には、土台が必要だという事を教わりました。その土台とは、自分の能力を認めて貰う事です。自分が必要とされる場を作らなければ、仕事を受注出来ません。しかし、認めて貰う場を作る為には、結果が必要です。結果を残す為には、企業においてプロジェクトリーダーとしての経験を積む事が必要だという事です。Aさんは、幾つかのプロジェクトをまとめた経験を持っており、部下の指導も行っていました。フリーになる為には、自分を売り込む営業能力と、仕事や報酬を交渉するマネージメント技術も必要になります。そういったスキルを身に付ける為には、経験が何より大事だという事です。

 

更に、フリーのエンジニアとして仕事を受注する為には、伝手も必要になります。転職する時に、会社に不満があって転職を決めたとしても、非難して辞めれば心象は良くありません。その噂は、狭いエンジニア業界に伝わる可能性もあります。そうなると、折角の伝手も台無しになります。転職する際には、必ず円満退社を心掛ける必要があると、Aさんは言います。

フリーのエンジニアとしてやって行く為には、どんな相手でも必要になる時が来るかもしれない。だから、一つ一つの縁を大切にする事も、土台作りの1つなのです。

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フリーになる事は意外に簡単

フリーのエンジニアになるのは、意外に簡単なものです。Aさんの先輩は、当初、自分自身で仕事を受注し、一人で全てをこなしていました。しかし、税金の問題などもあり、一人で全てを行う事に不具合が生じました。そこで、個人事務所を立ち上げ、税理士などを雇い、金銭管理や受注管理などを任せています

 

しかし、Aさんには、事務所を立ち上げるだけの資金がありませんでした。Aさんはインターネットを利用して、仕事を受注する事にしました。また、税金などに関しては、税理士と個人的に契約してお願いしているそうです。このように、フリーになるという事は、意外に簡単な事なのです。

現在も、Aさんの事務所はインターネットの中です。パソコン1つあれば、どこにいても仕事を受注する事が出来ます。フリーになる事は、自由になるという事です。その一方で、フリーエンジニアを求める企業は、いつでもどこへでも駆けつけてくれる事を期待しています。だから建物が無くても良いのだそうです。好きな事が出来るだけで幸せ。自分の足が動くうちは、今のスタイルで行くとAさんは話してくれました。

派遣からフリーへ

フリーのエンジニアとして働く為には、伝手が必要です。伝手を手に入れる為には、自分で営業をするのも良い方法です。また、支援エージェントと契約して、仕事を受注してもらったり、報酬交渉をして貰ったりするのも良いでしょう。

 

こうした事を全て代行してくれるのが、派遣会社です。フリーと派遣は違うようにも思いますが、派遣は、色々な企業で仕事をします。それによって、多くの職場に触れる機会が多くなります。どこか、フリーの働き方にも似ています。また、派遣として多くの職場で経験を積む事によって、将来的にフリーのエンジニアとなった時のアピールポイントになったり、伝手になったりします。多くの経験を積むのに、派遣として働いておくのも、1つの手です。

 

インテリジェンスのエンジニア派遣では、紹介予定派遣として正社員を目指す事も出来ますし、特定派遣としてインテリジェンスの正社員になる事も出来ます。また、一般派遣としても働く事が出来ます。自分の経験の場として適した方法を選ぶ事が出来ます。

将来、フリーエンジニアに転職したいと考えている人は、派遣で経験を積んでみるのも良いのではないでしょうか。

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