好きな日数だけ働くフリーエンジニアの仕事に転職する

フリーエンジニアの支え

フリーエンジニアに転職したいと思ったものの、Aさんは不安で半年程足踏みしていたそうです。フリーになったら、今までのように給料を会社が保障してくれる事はなくなる。能力が認められなければ仕事を受注出来ない。安定して稼げるのか。病気や怪我で仕事が出来なくなったらどうするか。不安は募ります。しかし、会社に行けば、会議、部下の育成、アフターフォローと、管理職としての仕事ばかり。そんな中で、Aさんの葛藤を消してくれたのは、先にフリーになっていた先輩の助言でした。

先輩は、高い技術を持つエンジニアとして知られていた事もあり、フリーになってすぐ、仕事の受注が出来るエンジニアでした。しかし、そんな先輩でも不安はあり、それを支えたのは、今まで一緒に仕事をしてきた取引先との脈や、フリーエンジニアを支援しているエージェントだったそうです。Aさんの先輩は、そうした伝手を支えにして、フリーとして活動しているのだそうです。

こうした話によって、Aさんは、フリーへ転職する事を強く考え始めました。何より決定付けたのは、先輩の一言でした。「会社にいたって安定する訳ではない。いつリストラされるか、いつ会社が倒産するか分からない世の中。だったら、自分の好きな仕事を自分で探してやるほうが、楽しいじゃないか。」

この言葉が、Aさんのフリーとなるきっかけとなり、そして、エンジニアとして働く喜びを支えているのだそうです。